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一般入試の戦略ノウハウ/時期別の志望校対策 [その他]

定期面談の際、時期によって、あるいは入試本番までの期間によって考慮すべきことがありますので、下記の通りお示ししておきます。


高2夏休み前まで
現在の学力レベルから志望校合格レベルに到達する必要自習時間が3000時間くらい必要な場合、高2の夏休みからガッツリ受験勉強を始めるべきです。地頭しだいではありますが、難化が著しい私大文系であれば偏差値50から早慶中位学部に到達するのに必要な総自習時間が3000時間程度だとお考えください。高3の4月から受験直前の1月にかけ1日7時間近く勉強してようやく2000時間です。高2の夏休みから3月にかけて1000時間の自習時間を確保する必要があることを考えると、1日平均で4時間の自習時間確保が必要です。1日平均4時間勉強するとなると、相当モチベーションが高くないと無理です。
そのため、志望校の赤本を購入させ、「傾向と対策」のページや科目別配点、合格最低点などを見ながら、自分なりにどういった勉強を受験時期までしてくべきか生徒自身が考えたうえで定期面談をすべきでしょう。定期面談では担任が長期ISPを作成し、「これくらいたくさん参考書をやるには3000時間かかる、だからこの夏休みからゴリゴリ受験勉強をしていかなければ間に合わないんだ」という流れで説明してマインドセットします。

高2冬休み前まで
前述の理論で考えると、現在の学力レベルから志望校合格レベルに到達する必要自習時間が2400時間くらい必要な場合、高2の冬休みからガッツリ受験勉強を始めるべきです。地頭しだいではありますが、難化が著しい私大文系であれば偏差値40からMARCH中位学部に到達するのに必要な総自習時間が2400時間程度だとお考えください。高3の4月から受験直前の1月にかけ1日7時間近く勉強してようやく2000時間です。高2の冬休みから3月にかけて400時間の自習時間を確保する必要があることを考えると、1日平均で4時間以上の自習時間確保が必要です。1日平均4時間勉強するとなると、相当モチベーションが高くないと無理です。
そのため、志望校の赤本を購入させ、「傾向と対策」のページや科目別配点、合格最低点などを見ながら、自分なりにどういった勉強を受験時期までしてくべきか生徒に考えさせたうえで(予習させたうえで)定期面談をすべきでしょう。定期面談では担任が長期ISPを作成し、「これくらいたくさん参考書をやるには2400時間かかる、だからこの冬休みからゴリゴリ受験勉強をしていかなければ間に合わないんだ」という流れで説明してマインドセットしてあげます。

高3春休み前まで
前述の理論で考えると、現在の学力レベルから志望校合格レベルに到達する必要自習時間が2000時間くらい必要な場合、高3の春休みからガッツリ受験勉強を始めるべきです。地頭しだいではありますが、難化が著しい私大文系であれば偏差値50弱からMARCH中位学部に到達するのに必要な総自習時間が2000時間程度だとお考えください。高3の春休みから受験直前の1月にかけ1日7時間近く勉強してようやく2000時間です。1日平均7時間勉強するとなると、相当モチベーションが高くないと無理です。
そのため、志望校の赤本を購入させ、「傾向と対策」のページや科目別配点、合格最低点などを見ながら、自分なりにどういった勉強を受験時期までしてくべきか生徒に考えさせたうえで(予習させたうえで)定期面談をすべきでしょう。定期面談では担任が長期ISPを作成し、「これくらいたくさん参考書をやるには2000時間かかる、だからこの春休みからゴリゴリ受験勉強をしていかなければ間に合わないんだ」という流れで説明してマインドセットしてあげます。

高3夏休み前まで
基本的には高3夏休み末までにインプット系(理系系・暗記系)の課題を終わらせ、夏休み明けからはアウトプット系(演習系)の課題に移行するのがセオリーです。ですので、夏休みまでに終わらせなければならない、まだ固まっていない課題を長期ISPに8月末終了ペースで全て並べてみたうえで、短期ISPに落とし込みましょう。「部活が毎日夜遅くまであって、夏休み前までは全く受験勉強ができなかった」という生徒や、「文化祭がある9月までは部活があるので、夏休みは他の生徒のように受験勉強ができない」という生徒もいますが、最悪の最悪でもインプット系課題は9月末までに終わらせ、10月頭から演習系の課題に移行すべきですので、重々そのあたりを認識したうえで受験勉強を進めてください。

高3夏休み末から夏休み明け
この時期から3週間に1回~1ヵ月に1回ペースで生徒自身で志望校の過去問を解いた結果を赤本ノートにまとめたうえで面談を実行すべきです。定期面談の前日確認連絡の際に、赤本ノート最下部の「苦手な分野・形式(解けそうで解けなかった問題)」「課題(解けなかった原因分析)」「ToDo(現状分析に基づいて今後優先すべき課題とその具体的な勉強方法)」を自分でまとめているのは前提として、チューターのところに赤本を解いた回答も持っていき「自分ではこう考えたんですが、ToDo(現任分析に基づいて今後優先すべき課題とその具体的な勉強方法)について客観的にアドバイス(フィードバック)いただけることあればぜひお願いします」と依頼しましょう。チューターのフィードバックを踏まえたうえで、担任や担任アシスタントと傾向対策を策定し、長期ISP(参考書の接続ライン)を必要に応じて修正しましょう。さらに修正した長期ISPに基づき、短期学習計画表を更新しましょう。

高3の9月
アウトプット系の(演習系)の課題をスタートする時期です。志望する大学の問題レベルに応じて、設定する課題の難易度を調整してください。ただ、赤本ノートの結果であるToDo(現状分析に基づいて今後優先すべき課題と、その具体的な勉強方法)に基づいて課題設定をする必要があります。例えば、「英文法の演習本はセンターレベルをまずは確実に抑えるべきというToDoになっているので、『ランダム問題必修編』や、『ファイナル問題標準編』を使用し、理解度が低い文法事項はその都度『安河内の英文法をはじめから』に遡って理解を固めなおす」などです。また、アウトプット系の課題に移行できるだけの基礎が固まっていないという結果であれば、必要な種類のインプット課題を改めて固めなおす必要が出てきます。

高3の10月
10月11月は中間テスト期末テストが連続しますが、当然定期テスト勉強は最低限にして、必要なペースで受験課題を進めるべきです。特に国公立志望者は11月からセンター演習に時間をある程度割きたいため、2次対策向けのアウトプット課題を10月末までにある程度固めておく必要があります。「センター明けは2次の過去問を解くだけで、2次の目標点(ボーダー1割増し)クリアは十分計算できる」という状況を作ることが理想ですので、11月末までには2次のボーダー(合格最低点)近くまで取れるペースで2次向けの課題を進めておきたいところです。

高3の11月
国公立志望者はセンター対策の演習に移行すべき時期です。過去問だと2015年度(2015年1月実施)以前は旧課程の出題になってしまうため、2016年度(2016年1月実施)以降の過去問を解くか、黒本などのセンター実戦本か、桃パックなどのセンターパックを解くようにしましょう。国公立志望者はセンター型の演習を各科目20回分解くのが基本です。5教科7科目だと1回分で490分かかります。20回分だと9800分で約163時間です。11月1日からスタートしてセンターが1月中旬だとすると、1日あたり2.2時間かかります。12月1日からスタートだと3.6時間です。1日あたり2.2時間程度なら2次対策やパーツ対策も余裕で兼ねることができるため、やはり11月頭からセンター演習をスタートするのが基本でしょう。

高3の12月
①志望校(私大)の過去問を一通り解きたい
この時期は出願する予定の私立大学の過去問を一通り解きたい時期です。過去問を解いた結果、目標点(ボーダー1割増し)を超えていれば「滑り止め」、ボーダー(合格最低点)を超えるか微妙なくらいが「相応」、ボーダー(合格最低点)を超えるのはかなり厳しそうが「チャレンジ」と考えられます。1日1科目解いていけば1ヵ月で10校(回)分解けます。過去問と解いた結果と模試の結果の両方を踏まえて出願校を決定し、年明けに出願するのが基本でしょう。

②パーツ補強対策課題の設定
このあたりから赤本ノートの結果に応じてパーツ(補強)対策系の課題設定が増える時期です。英文法問題で言えば、「会話問題」「整序問題」「正誤問題」「英文和訳問題」「和文英訳問題」「自由英作文問題」「英文要約問題」「リスニング問題」「発音アクセント問題」「選択肢なし空所補充問題」あたりが考えられます。

③センター利用入試を重視の私立志望者
私立志望者でセンター利用入試を重視している(センター問題との相性が良い)生徒は、12月頭からセンター演習を始め、各科目20回分解きたいところです。私立文系は英語+国語+地理歴史で1回分が250分です。理系は英語+数学2科目+理科で290分、国語が入る場合だと370分です。そのため、12月1日からスタートしてセンターが1月中旬だとすると、私立文系は1日あたり1.9時間かかります。同様に理系(国語なし)は2.1時間、理系(国語あり)は2.7時間です。このくらいなら私立一般対策やパーツ対策も余裕で兼ねることができるため、やはり私立志望者でセンター利用入試を重視している生徒は12月頭からセンター演習をスタートするのが基本でしょう。


高3の1月
①センター利用入試を重視していない私立志望者
私立志望者でセンター利用入試を重視していない生徒は、1月頭からセンター演習を始め、各科目10回分解けば十分でしょう。12月1日からスタートしてセンターが1月中旬だとし、各科目10回分解くとすると、私立文系は1日あたり2.8時間かかります。同様に理系(国語なし)は3.2時間、理系(国語あり)は4.1時間です。

センターリサーチの結果に伴う、私大出願先の考え方
センター利用入試でA判定が出れば該当大学の合格可能性はほぼ確実です。そのため、その後受ける一般入試をA判定が出た大学「以上」に限定することができるため、スケジュール的に余裕が出てきます。逆にC判定以下であれば合格は難しいため、滑り止めで受験する大学を追加する必要が出るかもしれません。また、B判定は微妙な判定です。受かる可能性の方が高いですが、落ちることも全然ありえます。「受かったらラッキー」くらいに考えて、その後の受験校のバランスを決定するのが無難でしょう。

センターリサーチの結果に伴う、国公立大学志望者の下方修正について
センターリサーチの結果が出てから国公立大学2次試験の出願期限まで2週間弱ありますが、下方修正した場合の候補は前もって決めておくべきです。例えば、農工大が厳しいから単純にセンターボーダーが低い電気通信大学に出願先を変更しようと考える生徒が多いのですが、2次試験の英語の出題傾向が全く異なり対応しづらいため、単純に「出願先のレベルを下げればいい」という考えは危険なのです。また、センターリサーチの結果が出たあとは2次試験の対策をするのに手いっぱいで相性が良さそうな大学を探している余裕はありません。ですから、前年までに定期面談で下方修正した場合の出願先候補を決めておくべきなのです。


高3の2月
手堅い滑り止めを2枠以上設定しておかないと、2月下旬くらいになって「全滅しました。心が折れました、もうどうでもいいです」と突然生徒に相談されるという事態が十分起こりえます。かといって、2月下旬から受験して合格する大学は志望校のランクを偏差値10以上下げないと難しいです。現役生はムダに楽観主義だったりするのですが、それは無知によるところが大きいです。そういう無知な生徒は「早稲田大学に受からなかったのでもうどうでもいいです。目白大学に行きます」と平気で言ってきます。ですから、やはり12月までの段階でバランスの良い出願先になるよう準備してことが大事なのです。






わかりましたかっ?






ところでー


大学入試改革世代の、そこのあなた![黒ハート]



あなたの世代は、国公立大学志望者も、私立大学志望者も~



「共通テスト対策」と「4技能英語資格対策」と「思考力・判断力・表現力問題対策」は必須って、知ってますよね?
(知らないとやばいですよ~!完全に情弱です!!)




当然ニチガク生は、
「共通テスト対策」と「4技能英語資格対策」と「思考力・判断力・表現力問題対策」の個別指導が時間無制限で受け放題なわけですが・・・



皆さんご存知のように、今回の大学入試改革に伴う、歴史上初となる入試内容のスーパー劇的な変化に対しては、



双方向性のアクティブラーニング型の指導体制でないと、絶対に絶対に絶対に対応できませんよっ!!




つまりっ!!



大人数の集団授業型の予備校
映像授業だけを行う予備校
参考書の詰め込みだけの予備校
では、

絶対に絶対に絶対に、今回の大学入試改革には[もうやだ~(悲しい顔)]対応できない[ふらふら]のであります!!




しかし、ニチガクはっっ


共通テスト対策

4技能型英語資格対策

思考力・判断力・表現力問題対策

「総合型選抜」「学校推薦型選抜」対策



全てに強いっ


なぜならっ!


[わーい(嬉しい顔)]双方向性の個別指導がっ[わーい(嬉しい顔)]

[わーい(嬉しい顔)]科目問わず[わーい(嬉しい顔)]

[わーい(嬉しい顔)]時間無制限で受け放題[わーい(嬉しい顔)]という!


この、大学入試改革の方向性に相性抜群なシステムになっているのです!!





今後は、SRでの双方向性型個別指導(1対1型アクティブラーニング)の質をさらにさらに高めっ!




大学入試対策を通して、高校生の21世紀型スキルを高め、21世紀型社会で羽ばたく人材の育成に貢献するという社会的使命を、全うしていく所存でございますっ













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