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中学生と高校生では記憶のメカニズムが違う!? [勉強法 暗記法]

生徒と面談をしていると、たまにこういう生徒がいます。


「小学生や中学生のころはすごく暗記が得意だったのに、高校生になってから暗記が苦手になった。年をとったから記憶力が下がったんだ。」


実はこれ、
記憶力が下がっているわけではないんです。

小・中学生と高校生では、
記憶のメカニズムが変わったことに気づかずに、

高校生になっても、
小・中学生の時と同じ暗記の仕方をしているから、

暗記が苦手になったと感じているんです。




では、そのメカニズムの違いはというと、
中学生くらいまでは「知識記憶」が発達しています。

この「知識記憶」は論理的なことより、
意味のない文字や絵や音に対して驚異的な記憶力を示します(つまり、“まる暗記”です)

そして、「知識記憶」は中学生の途中くらいから衰え始めます。




そして高校生くらいになると、
「経験記憶」が発達してきます。

この「経験記憶」は、
論理だったことを覚えやすい性質があります。



つまり、
論理や理屈がセットになっている知識でなければ覚えづらくなるわけです。




小・中学生までは通用した“まる暗記”が、
高校では通用しなくなるわけです。

だからこそ、
理解が不十分なことがあればSRでチューターに質問して、
ちゃんと理解したうえで暗記しなければならないんです。




「なぜそのようになるのか」という論理・理屈は、暗記効率を高めるうえでの絶対条件です。

論理・理屈を重視しているかどうかで、
定期テストや大学受験の結果は大きく変わります。



このことを肝に銘じて、普段の授業や自習に取り組んでください。



担任:[サッカー]get in touch with 松田(松田と連絡を取る)

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